旅の楽しみといえば「食」!。ミラノ→マラネロ→フィレンツェ→ピサ→プリオッカ→トリノと移動したのですが、今回はミラノの美味しかったレストラン2軒(予約要、不要)について書きたいと思います。
ミラノの美味しかったレストラン要予約編 その1 TOKUYOSHI
ミラノで美味しかったお店……ちゃんと予約が必要なレストランだと「TOKUYOSHI」が美味しくて、面白かったので書いてみます。
日本人のシェフがやられているお店で、ミシュランでも星を取っています。モデナにある、世界2位のレストラン オステリア・フランチェスカーナでスーシェフをやられていた方だそう。
直接ご本人にいろいろ聞いてみたかったのですが、行ったのが週末だったせいかおやすみでした。残念。。。ですが、お弟子さんに2人も日本人の方がいたので日本語で料理の説明を細かく聞けたのが嬉しかった!。まさか日本語で聞けると思ってなかったので嬉しい。
前菜からデザートまで少しずつ多皿で出てくるタイプなので、いろいろなものをたくさん食べたい日本人には嬉しい組み合わせ。
夜は予約困難店になってしまっているようですが、ランチは割りと狙い目だとか。日本だとおしゃれなイタリアンやフレンチってランチタイムに主婦やOLが優雅なランチをするので予約が埋まってしまっているイメージがあるので文化の違いをちょっと感じました。ミラネーゼのマダムにもきっとそういう文化もありそうな気もしますが。といっても、客単価がランチでも2万円くらい〜なので日本だとさすがにランチが主婦で埋まるってことはないかな?この価格帯だと特別なお祝い事とかビジネスランチのほうが多そうですね。
TOKUYOSHIのコースは昼夜同じで、90ユーロ/135ユーロ。ワインペアリングのコースがそれぞれ60ユーロ/75ユーロ。(ペアリングでお任せするほうが料理に合ったものが出てきてオススメ。なので150ユーロ/210ユーロ〜と考えたら良いかと思います)でも、アラカルトもあってカウター席もあるので、ちょっとつまんでワインという使い方をする常連さんもいそう。今回はそれぞれのコースを頼んでみたので、画像は2コースが混じっています。
ビジュアルが印象的だったのが、炭を使ってサバを描いた一皿。もちろん焦げっぽい味にはなっていなくて、真っ黒で強烈なビジュアルと和食のような繊細な味付けの組み合わせが面白い!
TOKUYOSHIの料理のもっとも面白いところは、「出汁」と料理を合わせてくるところ。1皿1皿おちょこが出てきて、料理とお出汁を合わせて味が完成するのです。
東京だとこの組み合わせはレフェルヴェソンスのノンアルコールペアリングの感じとちょっと似ている気がしたけれど、もっと細かく1皿ずつ完璧なマリアージュを突き詰めてる感じ。このデザートなんて「工事中の割れたコンクリートのイメージ」だそうでけっこう変わってます(笑)
そういえば、イタリアといえばパスタのイメージがありますがTOKUYOSHIではピスタチオクリームのパスタがすごく美味しかった!!
「本場で美味しいパスタを食べてる……!」とプチ感動できたので良かったです。はい。
HPはこちら
※日本からメールで予約してから行きました。
ミラノの美味しかったレストラン その2(予約不要) am
ミラノで予約不要のレストラン、もしピザでオススメ聞かれたらこちらをおすすめするかな。
ACミラン観戦のあとに行くお店を探していて、TOKUYOSHIで美味しいお店を聞いたときに教えて頂いた1軒。試合の日時が直前まで決まらなかったため(日本だとありえないですよねー!)きちんとしたリストランテの予約ができなかったのと夜22時くらいからの食事になりそうだったので軽めのお店を探していました。ネットや雑誌に載っていたお店をいくつか「◯◯、どうですか?」と聞いたら「うーん、あそこは思いっきり観光客向けですねー」などビミョーと教えて頂いて。確かに、東京でもそういうお店沢山あるもんね。
crocetta というちょっとだけ中心から外れた駅の近くにあるのですが(ZTLを考えると車移動だとど都心は大変なので)、ちょっとだけホテルから近場でおすすめを聞いたらピザ屋を教えてくださったのです。で、ちょうどその話をしていたときにふらっと入ってきたスーツの似合う渋いイケメンのイタリア人がなんとそこのオーナーで!最初に紹介されたお店は今日臨時休業だということで、系列のお店を教えてくださったのですが、良いお店でしたー!!
昔からそういうの多いんです、私。「〜のワインがいつか飲みたくて」と話していたら醸造家の人がふらっとその店に登場して、しかもまさにそのワインを持っていたとか。とあるカリフォルニアワインの話で盛り上がっていたら、そのワインをお土産に持ってきた人がちょうど来店して私達の会話を聞いて振る舞ってくださったとか。わりとそんなラッキーなことがしょっちゅう。ダンナに言わせるとぽる美の食への執念が引き寄せてるんじゃないの?ということですが、今回もその引き良せ力?のおかげでツイていたようです。
ピザ屋さんでオーナーに紹介してもらったーということを伝えたらいっぱいお酒を振る舞って頂いたり、店員さんに日本人の奥様がいらっしゃる方がいて、その方がまた偶然にも私達が行ったタイミングでお友達と飲みに来ていてお友達の方が偶然我が家の近所に住んでいる方だったり……と偶然が続いて、フィレンツェの美味しいお店情報も沢山聞けて楽しかった!
ちなみにお店は物凄い人気で席が全然あかなくて(予約不可なのでご注意を)待つのですが、待っている間にスパークリングワインが頂けてみんな待つ時間も楽しく談笑している雰囲気です。美味しくてお手頃で、ワイワイした人気店の雰囲気に「イタリアで本場のピザ食べてる……!」という満足感に浸れること間違いなし(笑)
メニューはもうシンプルにピザだけ!ネギとモッツアレラのピザや、サラダ風のピザなど面白い組み合わせも。リクエストすればオリジナルのピザにもできるそうで、楽しいお店でした。
あとは、店名を覚えていないけれどドゥオモの近くにあったジャラートのお店やミラノの友人に連れて行って頂いた地元のレストランなど、どれも美味しかった……!!
そうそういちいちディズプレイもオシャレで、イタリアはデザインのセンスがすごいなーって毎日プチ感動してました。
イタリア旅行の総集編、次はフィレンツェ編に続こうと思いますが食の話題ばっかりだとアレなので別のネタも挟みつつイタリア旅行記続きます。ACミランの観戦方法なども書かねば……!!
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「王様の耳はロバの耳!」って感じで…
日常生活で車の話題できないので、ブログに残しております♪