まさかの本番直前に事故!からのアイドラーズ12時間耐久レースに参加

先月、ツインリンクもてぎで開催されたアイドラーズの12時間耐久レースに参加してきました。12時間、休憩なしで炎天下を走るという過酷なレースです。といっても出たのはもちろん夫。

タイムスケジュール
前日もてぎ入り
ドライバー 4時半集合→ドライバーミーティング、注意事項の説明
スタッフ 5時半集合 準備
8時スタート 20時終了
表彰式、解散

ルール
1時間に1回はドライバー交替の必要あり
そのため最低2人以上のドライバーが必要。
今回は4人のドライバーで参加。12時間を交替で走行。
ほか、給油係や消化器係、記録係りなどのスタッフも必要

ざっくりいうとこんな感じのルールです。

■耐久レースに出場したマシン


耐久レース用にメンバーのTさん所有の986ボクスターをみんなで分担してゴリゴリ改造。
新車でもっと新しい型を買ったほうが安かったんじゃないか?というレベルの改造を施され
パワーアップした……んですが、
ですが、事件が起きました。

■本番10日前にまさかのクラッシュ!


ガッツリ改造されたボクスター986……だったのですが、
本番前の最終調整中、ダンナがまさかのクラッシュ……!

パワーが急にあがって、性能を見誤ってカーブを曲がりきれなかったんですね。
壁に激突し、10日間では修復不可の状態に><
フレーム曲がるところまではいっちゃってなかったようですが、
さすがに間に合わない……ということで、
急遽駆り出されたのがこちらの968。

実は、ちょっと前にもブログに載せたのですが耐久レースでの左ハンドルMT練習用にHさんのご好意で貸して頂いていたものなのです。

まさか、ここでこの968の出番がやってくるとは……!!
と誰も想像しない展開に。そして、

986のカスタム担当であり、耐久のメンバーとしても走ってくださったアウトバーンモーターの関口さんが
睡眠時間削りまくって10日でどうにか仕上げてくださったのです。

詳しい経緯はアウトバーンモーターのブログにガッツリ出てますが

一部から散々「役立たず号」と言われていた968。
約25年ほど前の車です。
あまり人気がなく、市場でもめったに見かけない968ですが、

日本車で25年前の車っていうと

スカイラインGT-Rなどでしょうか。

それが現役で12時間耐久走るって考えると、いかに過酷か!

■まさかのトラブルなしの完走!!

1周4.8キロ強。200周以上走ったので、1日で休みなく1000キロ以上しかも
夏のサーキットの過酷な環境で走らされた968ですが、
なんと、全くトラブルなし、無傷で完走!!

皆から「よく頑張ったなー〜!!」て声かけてもらってる968見てたら
涙が出てきそうになりました。
なんだか、とっても誇らしげな顔してると思いませんか?

終わってみるとGT4やAMG-GTなどとそんなに順位変わらなかったんですよね……。
AMGーGTはさすが、コースレコード出してた気がしますが
速い車と、長く壊れない車、耐久の戦い方の違い……
いろんなものを見ることができた気がします。

968も凄く頑張ってくれましたが、整備してくださった
アウトバーンモーターのSさんの腕も半端なかったです。
たったの10日で!0から仕上げてくださって運転の腕も凄い。
自身もメンバーとして出てくださり、Sさんが出ていたときに
ガッツリ順位が上がってました。

壊れちゃった ボクスターももちろんSさんにお任せしてお直しに入っているので
アイドラーズのポルシェデーか来年の耐久か……どこかで復活走行したとき
またブログにアップしようと思います。

■夫、運転、下手だった!!

今回つくづく分かったことは

夫、運転、うまくなってなかった!
車の性能が良かっただけだった!!

っていう酷い感想ですw

30代になるまで自分の車を持ったこともなく、
いきなりポルシェでサーキット走行を始めたはいいものの、
練習用車両が997、991、GT4,GT3RSなど「車が良すぎ」で
電子制御も素晴らしい車でしかレースに出ていなかったので、
今回のように純粋に自分の腕が出るレースになると
全然歯がたたなかった……という。

こういうのは、10代の頃から走り込んでる人だったら
車の性能を見極めるのも早くてそもそもクラッシュしてなかったかもしれないし

妻でありながらドライな感想ですけど、やっぱり、経験がものを言うというか
車の性能に頼ってたら所詮腕が伸びないのかも、
ということに気付かされたんじゃないかなーって思いました。

そんなこんなで、クラッシュでムチウチになった&ぶつけたショックのトラウマで
ビビりすぎてタイムも遅すぎ……という迷惑かけまくりの状況で
他のメンバーの皆さんの優しさに支えられた耐久レースとなりました。

が、ぶつけず、ぶつけられず、車も壊れず
12時間無事に終わって本当に何よりでした。

■タツレーシングさん総合2位


そうそう今回はタツレーシングさんの2号機として混ぜてもらって出場した形だったんです。
昨年優勝したチームなので今年も当然優勝狙い!

前夜祭でもこんなシャンパーニュが出てきたり^^
高級お肉も〜!!


車両もGT3RSです!
今回出ていた百数台のなかでは一番高額な車両だったかも!?

本番では総合2位と3位をずっと争っていて、途中3位になったのですが
最後の30分でなんと2位を奪還!

応援していて最高潮に盛り上がりました!
よく夫がスーパーGTなどの番組を家で観ているのですが、
テレビで観るのと、自分がその場にいて一緒に応援するのって全く違いますね。

カッコよかったです!

結局優勝されたのはロータス(エボーラだったかエキシージだったかどっちか)だったんですが、
上位陣にけっこうロータス系の車が多くて直線で見てるとそんなに速く見えないのに「強いなあ」という印象でした。

■耐久レースに必要な持ち物を振り返り

通信
スマホを使ってFaceTimeなら大丈夫だし無料、ってことで採用になりました。
富士スピードウェイでも試したのですが、電波の入りも問題なく。
で、あまり心配してなかったのですが、なんと、

12時間耐久だと、途中でパケ死してしまうことが判明。
格安SIM2台、または家族内通話無料などの端末2台でやらないとダメだな
っていうのがやってみるまでわからなかったことです(涙)

それでも繋がらない場合のために
◎分で戻る、またはサインボードで指示する
という細かい取り決めを事前にしておくべき

などの気付きがありました。

また、
給油係のメンバーがレースを観てる間に戻ってきて入れ違いになってしまう恐れもあるし
予定より早く戻ってくることもあるし、給油係は最低2名くらいは
席を離れないようにしないといけない。

記録係も最低2名いたほうがいい。

給油して写真も撮って……など兼任する時間って意外と少ない。
席もあまり離れられないので、要注意。

などもやってみて初めて分かったことです。

■持ち物編

・冷蔵庫またはクーラーバッグ
・テレビ
タイムが表示されるのですが、リモコンで切り替えないと上位15位くらいまでしか出ないので
途中までタイムが分からなくて困りました。
テレビと延長ケーブルがあればテントからタイムが見られるのでかなり楽になります。
私は1周ごとに見に行くのを繰り返していたのでトイレに行く暇も危うく、かなり慌ただしかったので

予備のイヤホンケーブル
途中で音声が聞こえなくなったケーブルが2本出ました。ヘルメットの間にかぶって、慌ただしい中引っ張ったりするので断線してしまったのかも?
原因を特定する余裕もなかったりするので、多めに持っていったほうがいいなと思いました。

冷えるタオル

これはテレビの通販番組で見て良さそう!と思って買ってみたらかなり効果が高かったのでメンバー分購入してみたものですが、濡れている限りずっと使えるのでけっこう活躍してくれました。

HyperKewl(ハイパークール) 米国陸軍正式採用の冷却服技術 Ultraウルトラスポーツベスト (BS)ブルー・シルバー S [正規輸入品] 6531-BS-S
あと、このクールベスト。こちらも皆購入して使ったものですが、あるのとないのとでは全然違う……ということで意見がまとまりました。
通常のサーキット走行や夏場のエアコンなしの車のドライブをされる場合にもかなり活躍すると思われます。

ちなみに、発売元さんに電話して確認したところ事前に連絡して予約すれば現地でサイズ感の確認をすることもできるそうです。サイズの選び方も聞いたのですが、意外とアメリカサイズだと考えなくてOKとのこと。あまり大きすぎると体にフィットせず効果を実感しにくいのでジャストサイズを選んだほうがいいそうです。

延長コード
延長コードは多めにあっても困らないですね。

冷蔵庫
クーラーバッグに氷、または冷蔵庫のパターンが多かったように思いますが、何せ準備や片付けまで入れると16時間くらいの長丁場になるのでクーラーバッグだと持たない気もします。

キッチンタイマー

ピットでの時間が決まっていて、計測は他チームに確認してもらう必要もあるし自分たちも他チームの確認をする必要があります。
エンジンを切ってから4分たたないとドライバー交替ができない、5分経たないとスタートできないというルールがあるのですが、何回も同じ動作をやることになるのでストップウォッチよりキッチンタイマーを5分でセットしたほうが楽だなと思いましたね。わざわざストップウォッチ買ったけど、これはスマホでも済むかなって思いました。キッチンタイマーがベストかな。

耐久レースで使えなかったもの

モバイルWi-Fi
最初は、スプレッドシートをスマホとPCで共有してモニターで見たものをスマホに打ち込めばPCのスプレッドシートに自動で記録される……を想定してたのですが、もてぎは電波がめちゃ悪くてダメでした。富士で試したときはイケると思ったんですが、フェイスタイムの電波もしかりサーキットが違うとあてにできないですね……(当たり前ですけど)。

ネットに記録用のフォーマットが全然見つからず、結局Excelでその場で作って手作業で記入しましたが、紙に印刷して持っていくほうが断然楽だなと思いました。
※耐久レースに出たいという方はそれほどいらっしゃらないと思いますが、もし出られる方で記録用のフォーマット用紙がどういうのがいいか分からない方がいたら、メッセで聞いてくだされば私が作ったもので良ければ添付などでお送りしますので遠慮なくどうぞ。

ほか、いろんな設備を持ってきてサーキット飯を楽しまれているチームも多かったです。
タバコ含め火気厳禁なのでカセットコンロはNGのはずですが、電気ならOK。炊飯器持ち込みのチームやたこ焼き器で作ってるところも見かけました。うちのチームは3食お弁当でしたが、食の楽しみがあると色々違いそうですね!今回はそこまでの余裕がなかったけど、お弁当よりは手作りカレーなんかのほうが一体感があっていいですよね。電源は延長コードで確保して、と。

要らなかったもの


キャンピングカー
熱中症に弱い夫が、休憩の仮眠用にエアコンが使えるキャンピングカーをわざわざ借りて現地までみんなで乗っていったのですが、結局全く使いませんでした、ドライバーは4人だったけど、それでも思ったより忙しくて、仮眠する暇なんてないんですよね。私もスタッフ参加だったとはいえ記録係は1周ごとのメモが大変で、トイレいく暇もないくらいでしたから。

総括


終わってみると「みんなで1つのことをやり遂げた」達成感がすごく感動しました。
なんですかねー、高校の体育祭みたいな感じかな。
準備、練習、本番までの時間が長くて、みんなで分担して作り上げるのって、意外と楽しいんだな、と。

車のクラッシュといい、腕の未熟さといい、いろいろ不本意なことが多かったと思われる夫は、既にもう「来年も出たい!」とやる気を見せています。

とにもかくにも、無事に終わって本当に良かったです。
関係者の皆様、ありがとうございました。

出場中止になりかけたなか、車を提供してくださったHさん、あの短期間で関口さんが不眠不休で直して完璧に仕上げてくれたおかげです。

アウトバーンモーター小山

ブログ 
↑今回の修理の件もがっつり載ってますねw料金もかなり良心的だったみたいなので、ポルシェの故障やらカスタムやチューンで困ったことがあったら、関口さんに相談してみると良いと思います。

ではでは、長文を読んで頂いてありがとうございました!

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“まさかの本番直前に事故!からのアイドラーズ12時間耐久レースに参加” への2件のフィードバック

  1. インヂュニア より:

    超遅レスですが・・・

    ご主人どっぷりとサーキットにハマってますね!

    耐久レースに参加なんて素晴らしいです。

    968はFRですし、むしろ限界が低い?分、MRのボクスターよりも滑り出しが分かり易いでしょうし運転し易かったのでは?

    たまに968の中古車を探したりしますが、海外に流れたのか、廃車になったのかほとんど売り物が出て来ませんね〜

    • ぽる美 より:

      インヂュニア様
      こんばんは。
      968、販売期間が短めで台数も少なかったと聞いたような気がします。
      秋にかけてまたレースの時期になってきましたが
      事故らないことを祈るのみです(苦笑)

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