世界にひとつのポルシェの現代根付

ポルシェの現代根付

うちにもう1台ポルシェがやってきました。究極に贅沢だなと思う1台です。
といってもタイトルでネタバレしちゃってますが、来たのは「根付のポルシェ」。

現代根付という趣味

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根付って何?という人もいるかと思いますが、着物の際に小物として提げる飾りみたいなアレ……といったら分かるでしょうか。
超ざっくりわけると昔からの伝統的なものが「古根付」といわれており、
現代的な素材や自由な発想で作られたものが「現代根付」と言われています。

ダンナが現代根付が趣味なので、ふだんから京都の宗清根付美術館まで行ったり、展示会に行ったり、
卸の業者さんからいい作品が入ると連絡を頂いて楽しんでいます。

……って書くとなんか若干エセレブっぽいですが、ただのオタクです。

車もそうだけど、減らすことができずに増えるいっぽう。

根付に限らずですが、家中に溢れるオタクグッズの処理に頭を悩ませていたら
「根付は場所を取らないからいいでしょ!」「高円宮妃久子様も愛好する由緒正しい趣味でしょ!」
(確かによく展示会などでお見かけしますが……)と謎の主張を貫くので困ったもの。
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オタクグッズだらけの家なので最近、Skypeのオンライン英会話で
「後ろに見えてるたくさんのスポーツカーのミニカーやゲームはお子さんの?お子さんいくつ?」って
聞かれて「ダンナの」って答えるのが超恥ずかしかったです。

ダンナが一番好きな現代根付の作家さんが黒岩明さんという先生なんですが、
「黒岩先生にポルシェの根付を作ってもらいたい」とダンナが言い出したのが3年ほどまえ。
じつはポルシェを買うより前だったんですよね。

根付の出来上がりまでに時間がかかったので
リアルなポルシェが手元にくるほうが早くなってしまった、という変な展開になったわけです。

ポルシェの根付を依頼するまでの経緯

以前からブログを読んでくださってる方はお気づきかと思いますが、うちの夫婦はハマるとそのハマり方にヤバイところがあります。

何の取り柄もない人間ですが情報収集能力だけは誰にも負けない自信があります。ネットに出てない情報にも根付専門店や百貨店の美術品担当者などに直接の聞き込みをしまくって足でたどり着いて、そして時間をかけて先生に依頼できるルートを築いてお願いしたのが約1年半前くらい。(というかダンナに優しすぎるのか!?)

そこからが長かった……!待つこと1年半。
こういうものは「イメージが決まれば早い」んでしょうけど、
イメージがなかなか降りてこない&人気作家さんなので
他の作品との兼ね合いもあるし順番待ちということで1年以上待ちました。

その間先生はわざわざポルシェセンターまで見に行ってくれたり、
動画で動きを観察したり、いろいろ試行錯誤してくださったようです。
「ポルシェで作ってほしい」なんて酔狂なことを言う人はいないみたいで
かなり苦労されたとか。

そんなこんなで、無理難題をお願いしてしまったのですが
待ちに待ってやっとできたのがこちらの世界に1つのポルシェ。

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元はポルシェの991GTSです。それが、黒岩明先生の感性にかかると、こうなるんですね。

何かモチーフがあるときの根付の難しい、というかセンスの違いが出るところっていかに現物からつかず離れずに自分の感性で再現するかだと思うのですが、さすが黒岩明背先生はすごかった。疾走感、躍動感、高級感……見ればみるほど良さをしみじみ感じます。
911のカエルっぽさが手足で表現されており、タイヤの質感が入れ墨風に前脚に入っているところまで凝っています。
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ライトは銀、ナンバーは金、マフラーなんてプラチナ製です。贅沢すぎるー!
ダンナはやっと作品を手にしたとき「カーブのときの前が浮き上がる感じが911感がちゃんと出ててヤバイ!!こういうのが欲しかった!!」と小躍りしていました。

そして、写真だと伝わりにくいかもしれませんが漆の質感が素晴らしすぎるんです。
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元ジュエリー作家の黒岩明先生らしい、リアルな金、銀、プラチナ使いと、あえて磨きをかけてないマットな漆の質感の組み合わせが秀逸で。

先生も「もう二度とこの漆の質感は出せないだろう」とおっしゃっていたほど。

磨かない状態の漆って乾かす場所の湿度で全然仕上がりが変わるから難しいんですよね。それこそ水分を含ませてくるむ新聞紙やタオルの湿度をどのくらい湿らすかのさじ加減1つで変わるので再現性が低いそうなんです。
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そんなウンチクはさておき、待ちにまった世界に1つのポルシェを受け取ったダンナは大喜び。よかったよかった。

アマルガム社の超高級ミニカーとはまた全然違った方向のミニカーですが、こちらも究極の贅沢かもしれません。

世界に1つのポルシェがあるんだからもう増車しなくていいいんでは?って思っちゃうんですが、根付を気に入り過ぎたダンナは「GT4でも作って欲しい」と言い始め。

車買いすぎ疑惑の歯止めになってない気がしますが、気に入ってくれたのでよかったデス。
今後車を何か買い替えることがあってもこうやって写真やミニカーよりも唯一無二の思い入れの込められる
根付という形で残せるのはいいのかもしれません。
何より根付は場所を取らないのがいいですね(笑)

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